女性の正式礼装・洋装
- ●上着
- 正式礼装の基本はワンピースですが、アンサンブル、スリーピース、スーツなどでも良いでしょう。 上着はシンプルなデザインのものを。季節に合わせた素材のアンサンブルなどが便利です。 ボタンが付いている場合は、共布の包みボタンなど、光沢のない黒色のシンプルなものを選びましょう。
- ●素材
- 正式礼装では透けたり、光沢のあるレースやサテン素材、生地の織模様が目立つものは避けたほうが良いでしょう。
- ●スカート丈
- くるぶしまでのロング丈が正式礼装ですが、座った時にひざが隠れる長さであれば良いでしょう。 フレアタイプなどであれば、足を崩しても目立ちません。
- ●ストッキング
- 喪主側、弔問・会葬側にかかわらず、基本は黒のストッキングです。 伝線してしまうことを考慮して、バッグにストッキングの替えを入れておくと安心です。
喪服の種類
喪家側か弔問・会葬側かによって、喪服の着こなし方にも配慮が必要です。
喪主・世話役/正式礼装・和装
喪主、もしくは世話役の場合は和装にすることが多いようです。喪服の中でも和装は格式の高いものとされています。 黒無地の染め抜き五つ紋付に黒共帯を合わせ、小物も黒で合わせます。
1.黒無地の染め抜き五つ紋付を羽二重か縮緬に染め抜き五つ紋付の黒無地が正式。長襦袢、半襟は共に白になります。また、6・9月は単衣、7・8月 は絽や紗の五つ紋付の黒無地となり、帯、襦袢なども季節の物を合わせるのが正式です。
2.喪服の帯は黒帯、帯〆や帯揚も黒に帯は黒共(地色も柄も共に黒)の袋帯、または黒共の名古屋帯を締めます。帯〆、帯揚もすべて黒に統一します。 帯〆は組み紐か平打ちを使用することが多いようです。
3.草履は黒の布製、足袋は白喪服には白の足袋と黒の草履を合わせます。草履は、布製か革製で光沢のない素材を選びましょう。
正装とは、喪主・世話役の装いである黒の長袖のワンピースとまではいかなくとも、弔問・会葬者が 通夜・葬儀を通して着ることの多い装いです。一般の弔問・会葬者は、デザインを抑えた黒無地のア ンサンブルやスーツ、ワンピースなどの正装でも、正式礼装として通用します。
1.肌の露出を抑え、袖は長めに透けたり、光沢のある素材は避けます。肌の露出を抑え、襟元が詰まったデザインで袖の長めなものを選びましょう。
2.正座中にひざが隠れる長さのスカートをくるぶしまでのロング丈が正式ですが、ひざ下丈でも良いでしょう。儀式で正座をする状況も考慮して、足を崩しても 目立たないセミフレアタイプなどが便利です。
3.アクセサリー・ネイルにも気を配ってアクセサリーを着けるとしたら、白か黒の真珠などの一連のネックレスと一粒タイプのイヤリングを。腕時計や貴金属 なども外し、爪のマニキュアは落とします。透明のマニキュアも避けたほうが良いでしょう。
一般の弔問・会葬側として通夜や葬儀に参列する場合には、正式礼装より少しデザイン性のある準礼装でも 良いでしょう。また、故人の近親者でも、年齢の若い人の場合は、派手にならない程度に流行を取り入れたデザインのものでかまいません。
1.適度に流行を取り入れたデザインもOK派手になりすぎないことに気を付ければ、その時の流行を取り入れた喪服でも可。ただし、スカート丈はひざ下丈、 上着は長袖、襟元の開いたものは避けるという点に注意してください。
2.アクセサリーを着ける時は素材を選ぶ白、黒の真珠、ベビーパール、ブラックオニキス、黒珊瑚などを選びます。素材に気を付ければ、一連のネックレス と一粒タイプのイヤリングをセットで着けるのも問題ありません。
3.黒でも柄物のストッキングは避ける正式礼装・正装と同様、準礼装でも黒のストッキングを履きます。柄物や厚手のタイツはカジュアルになってしまうの で避けるようにしましょう。











